Story
周囲のスペースが限られた、鉄道隣地での工事
計画敷地は西武池袋線の隣地であり、西武鉄道と協議をしながら施工計画を立てた。杭工事、山留工事等大型重機が入る際は列車監視員を立て、鉄道が通過する際は作業を止めるので施工をするのも一苦労だった。
躯体工事では前面道路が狭い上に、道路を挟んで2棟が平行して工事を進めていた為、搬出入及びコンクリート打設の日程を協議しながら施工をおこなった。また、現場への搬入路でも拡張工事がおこなわれており、通行する際は他社(建設会社)との日程調整が必要だった。
駅前のシンボルになるような建物として、施工精度を高める
駅前のシンボルになるような建物というコンセプトであり、外壁に使用するタイルやサッシにはこだわりがあり、施工精度には特に気を使って施工管理をした。
足場が解体され、建物の全景が見えた時には今までの苦労を忘れるくらいの達成感があった。